1カ月ぶりの白星を目指す勝ち頭の投げ合い。活躍を続ける北の高卒ルーキーに注目

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2018.8.25(土) 09:31

北海道日本ハムファイターズ・清宮幸太郎選手(C)PLM
北海道日本ハムファイターズ・清宮幸太郎選手(C)PLM

8月25日、札幌ドームで行われる北海道日本ハムと東北楽天の3連戦2戦目。初戦は中田選手の通算200号達成に華を添えるように、北海道日本ハムが快勝して連敗を5で止めた。北海道日本ハムが連勝で3連戦の勝ち越しを決めるのか、それとも東北楽天が星を五分とするか。この一戦の見どころを紹介していく。

【今季対戦成績】
北海道日本ハム→8勝8敗1分、東北楽天→8勝8敗1分

【北海道日本ハム】上沢投手 19試合、10勝4敗 126.1回、109奪三振、43失点 防御率2.85
【東北楽天】岸投手 18試合、9勝3敗 130回、127奪三振、38失点 防御率2.42

北海道日本ハムの先発・上沢投手は現在チームトップの10勝を挙げているものの、ここ3試合は白星に恵まれていない。いずれの登板でも序盤に先制を許す苦しい投球となっているだけに、先に点を与えない投球で約1カ月ぶりの勝利を手にしたいところだ。

上沢投手に先制点をプレゼントしたい打線では、清宮選手に注目。24日の試合では、3回裏に追加点となる適時打を放つと、5回裏にはしっかりと犠飛を放って2打点を挙げた。一軍再昇格後は、4試合に出場し2本塁打7打点と躍動している清宮選手。この試合でもゴールデンルーキーの一打に期待がかかる。

一方東北楽天の岸投手は、8月11日の埼玉西武戦以来の登板。前回登板では右膝の炎症から大事をとって1イニングでマウンドを降りた。今季、3試合に登板して2勝0敗、防御率0.72と抜群の相性を誇る北海道日本ハムを相手に、2014年以来の2桁勝利を狙う。

24日の試合では、北海道日本ハム投手陣の前に5安打1得点に終わった東北楽天打線。その中で自身初の2番・スタメンながら、しっかりと安打を放ったのが西巻選手だ。8月上旬に一軍再昇格を果たすと、その後は4回のマルチ安打を記録するなど3割を超える打率を残している西巻選手。ドラフト下位指名から巻き返しを続けるルーキーに、この一戦も注目したい。

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