千葉ロッテ二木、7回まで完封ペースも…8回に暗転、味方が拙守も「僕の力不足」

Full-Count 細野能功

2018.8.24(金) 22:17

千葉ロッテ・二木康太【写真:荒川祐史】
千葉ロッテ・二木康太【写真:荒川祐史】

右翼・平沢が8回に失点に絡む2度のミス

千葉ロッテ二木が2試合連続完封勝利をあと一歩で逃した。千葉ロッテは24日のオリックス戦(ZOZOマリン)に1-3で逆転負け。3連敗で借金も5にふくらんだ。

チームが3連敗中だったオリックス相手に、先発・二木は最大17メートルの強風が吹き荒れる中で、集中力を持続させた。MAX145キロの速球で押し込み、フォークで空振り三振を奪うなど、7回まで6三振を奪い、4安打無失点。17日の東北楽天戦ではプロ入り初完封で今季3勝目を挙げたが、その投球を持続させた。

8回も簡単に2死を奪ったものの、代打マレーロに141キロの速球を中前に運ばれて暗転した。続く福田に右前打で、右翼・平沢がファンブルする間に二、三塁に。代打・中島に4球ストレートを続け、140キロの速球を右前に運ばれて一気に逆転された。さらにロメロの右飛を平沢が落球と1イニング2度目のミスで3失点目。味方の拙守にも足を引っ張られて降板した。

「(強風で)投げにくかったが、相手も同じ。二、三塁で中島さんにヒット。何も言い訳できない。僕の力不足です。つまらせるか、見逃し三振かと思って投げた。詰まらせることはできたが、(結果的にヒットとなり)『しょうがない』で済ませたら駄目」と今季4敗目を反省した。

記事提供:Full-Count

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