まもなく球春到来！　三木肇監督が5年ぶりに指揮を執る東北楽天に、今季から新しく加入した選手をまとめた。キャンプインの前に、ぜひお見知りおきを！
（2025年1月17日時点の情報）

※名前（敬称略）／ポジション／背番号

〈新入団選手〉
宗山塁／内野手／1
德山一翔／投手／29
中込陽翔／投手／26
江原雅裕／投手／40
吉納翼／外野手／36
陽柏翔／内野手／75
岸本佑也／内野手／132

〈現役ドラフト〉
柴田大地／投手／71

〈トレードなど新加入〉
加治屋蓮／投手／41
今野龍太／投手／66
小森航大郎／内野手／73

〈外国人選手〉
スペンサー・ハワード／投手／15
ミゲル・ヤフーレ／投手／89

〈育成選手〉
蕭齊／投手／197

　チーム防御率が3年連続リーグワーストだった東北楽天は、経験豊富な投手を補強した。まずは、5年ぶりにパ・リーグ球団でのプレーとなる加治屋蓮投手。福岡ソフトバンク時代の2018年に72試合31ホールドを記録し、2023年には51試合、防御率2.56で阪神の日本一に貢献している。

　そして、今野龍太投手は2019シーズン以来、6年ぶりに東北楽天に復帰。今野投手も中継ぎとして東京ヤクルトのリーグ連覇の力となった。

　東京ヤクルトから移籍したミゲル・ヤフーレ投手。昨季は来日から3連勝と上々のスタートを切ると、4月29日・巨人戦で94球3安打完封勝利を挙げた。その後は勝ち星が伸びず、5勝10敗でシーズンを終えたが、先発の一角として23試合で129.1回を投げている。まだ26歳と若く、新天地でさらに開花する可能性も。

　野手ではドラフト会議で5球団競合の宗山塁選手が入団した。大学通算打率.344の実績と、高い守備力を誇るルーキー。華々しい活躍に期待が高まるなか、まずは開幕スタメンを勝ち取れるかが見どころだ。

　また、FA移籍にともなう補償として東京ヤクルトから小森航大郎選手が加入した。小森選手は今年プロ4年目、21歳の内野手。昨季は24盗塁でイースタン・リーグ盗塁王を獲得している。

文・菊地綾子

関連リンク

・【動画】東北楽天新入団選手発表会見
・2024年の現役ドラフトでパ・リーグ球団に移籍した6選手
・東北楽天・三木肇監督の「第1次政権」を振り返る