最下位を争う東北楽天とオリックス。苦しむエースとプロ初先発ルーキーの投げ合い

パ・リーグ インサイト

2018.8.21(火) 09:31

オリックス・バファローズ K-鈴木投手(C)PLM
オリックス・バファローズ K-鈴木投手(C)PLM

8月21日、楽天生命パーク宮城で、東北楽天とオリックスの2連戦初戦が行われる。19日の試合で、最後の2イニングスで一気に逆転を許した東北楽天と、9回に頼みの綱の中継ぎ陣が打ち込まれて敗れたオリックス。最下位争いとなったこの一戦の見どころを挙げていこう。

【今季対戦成績】
東北楽天→10勝6敗1分、オリックス→6勝10敗1分

【東北楽天】則本投手 19試合、5勝9敗 131.2回、136奪三振、57失点 防御率3.76
【オリックス】K-鈴木投手 3試合、0勝0敗 3.1回、1奪三振、5失点 防御率8.10

東北楽天の先発はエース・則本投手だ。ここ2試合連続でハイクオリティ・スタートを達成しつつも勝ち星は得られていない。打線の援護を信じ、7月5日以来の白星を目指す。対するオリックスの先発はルーキーのK-鈴木投手。ここまで3試合に登板し、7月27日の北海道日本ハム戦で2回3失点を喫した。プロ初先発のマウンドで、球界屈指の右腕の胸を借りる。

19日にまさかの逆転負けを喫した東北楽天。ただ田中選手は本塁打を含む4安打で打率を.285まで上げた。苦しむチーム、さらに勝率の悪いホームでその一打が持つ意味は大きい。オリックスも19日、ここまで踏ん張っていた中継ぎが崩れ、打線はそれを助けられず。復帰後まだ1安打しか放っていない主砲・T-岡田選手の復活が待たれる。

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