逆転負けの北海道日本ハムは3位福岡ソフトバンクと2.5ゲーム差に
逆転の獅子再び!埼玉西武が二夜連続の逆転勝利を飾った。19日、本拠地メットライフドームで行われた2位北海道日本ハムとの直接対決。2点ビハインドの7回、金子侑の適時打で1点差に迫ると、浅村が25号逆転満塁本塁打を放って試合をひっくり返した。北海道日本ハム3連戦に2勝1敗と勝ち越し、その差は今季最大の6.5ゲーム差に広がった。
初回先制点を奪われるも、その直後に浅村が24号ソロを放って同点。4回に勝ち越されるも、またもその裏に外崎の17号ソロで試合を振り出しに戻した。6回に再び2点のビハインドを背負ったが、今度は追いつくどころか、一気に試合をひっくり返した。
2点ビハインドで迎えた7回。先頭の中村が中前安打、代打栗山が四球で続くと、金子侑が左翼線を破る左前適時打で1点差。秋山が四球で続くと、1死から打席に立った浅村が試合を決めた。3ボール1ストライクからの5球目、左腕公文の投じた低めの真ん中をすくい上げた。快音を響かせた打球はライオンズファンの大歓声に押されて左翼スタンドへ。この日2本目のアーチは逆転満塁本塁打となり、ついにリードを奪った。
8回は満塁のピンチを招いたものの、新助っ人のマーティンがなんとか無失点で凌ぐと、9回は新守護神ヒースがリードを守って逃げ切った。
北海道日本ハムはリードを奪いながら、痛恨の逆転負け。好投していた先発のマルティネスが7回にピンチを招くと、代わった2番手公文が浅村に痛恨の満塁弾を被弾した。首位埼玉西武との直接対決に負け越しとなり、3位福岡ソフトバンクが2.5ゲーム差に迫ってきた。
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