初回押し出しで1点失うも、2回以降はオリックス打線を封じる
福岡ソフトバンクの育成出身ルーキー大竹耕太郎投手が、またも好投した。19日、敵地・京セラドームで行われたオリックス戦。今季3度目の先発マウンドに上がった左腕は7回途中までオリックス打線を、わずか1点に抑える好投。同点のままイニング途中で降板したため勝利投手の権利こそ逃したが、役割を果たすのに十分な好投だった。
立ち上がりは波乱だった。2死としてから中島、吉田正に連打を許すと、マレーロに四球を与えて2死満塁に。続くT-岡田にはフルカウントからの7球目が外れ、押し出し四球で先制点を与えた。
だが、ここから崩れないところが、並のルーキーじゃない。続く安達を中飛に打ち取り最少失点で切り抜けると、その後は内外角を丁寧に突きオリックス打線を抑えていった。走者こそ背負ったが、粘り強く投げて7回途中まで7安打1失点。7回先頭の福田に中前安打、続く若月に犠打を決められて得点圏に走者が進んだところでセットアッパーの加治屋に後を託した。
リリーフの加治屋が後続を抑え、勝ち越しを許さず。大竹は6回1/3を投げて7安打1失点。これでプロ初登板初先発から3試合連続で6回自責点3以下のクオリティースタートを達成し、ホークス先発陣にとって重要な存在となりつつある。
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