8月19日、楽天生命パーク宮城で行われる東北楽天と千葉ロッテのカード最終戦。18日に行われたカード2戦目は、東北楽天が千葉ロッテのミスに乗じ3対2と接戦を制した。東北楽天が本拠地でカード勝ち越しを決めるのか。それとも千葉ロッテが気持ちを切り替えて、勝利をつかみ取るのか。試合の見どころを挙げていきたい。
【今季対戦成績】
東北楽天→7勝9敗、千葉ロッテ→9勝7敗
【東北楽天】辛島投手 17試合、4勝8敗 88.2回、76奪三振、38失点 防御率3.65
【千葉ロッテ】種市投手 1試合、0勝0敗 6回、4奪三振、2失点 防御率3.00
東北楽天の先発は技巧派左腕・辛島投手だ。前回登板12日の埼玉西武戦では、強力打線を相手に6回1失点の好投を披露し、チームの勝利に貢献。対千葉ロッテ戦では、2試合に登板して、1勝1敗ながら防御率0.69と好相性を誇っている。19日の登板でも、相性の良さを生かして、チームを勝利に導きたい。
打線ではベテラン・枡田選手に注目したい。直近の試合では4番を担うなど勝負強い打撃が売りのベテランは18日の試合でもチームの勝利のつながる安打を放つ活躍。19日の試合でも勝負強い打撃でチームの勝利に導けるか。
対する千葉ロッテの先発マウンドには若手右腕・種市投手が上がる。プロ初登板初先発となった前回登板12日のオリックス戦では、プロ初勝利とはならなかったものの、6回2失点と好投。150キロ台の直球と落差のあるフォークを駆使した攻めの投球で、プロ初勝利を狙うとともに、チームをカード勝ち越しに導きたい。
千葉ロッテは18日の試合でミスを連発してしまった野手陣が気持ちを切り替えて、試合に臨めるかに注目したい。18日の試合では、8回表の勝ち越しの場面で加藤選手にミスが生まれ、好機を逸すると、直後の8回裏には、右翼手・岡選手の暴投と捕手・田村選手の捕球ミス。さらに、松永投手のカバーミスが重なり勝ち越し点を献上した。ミスが勝敗に直結してしまっただけに、19日の試合では勝負所でのミスを無くしたいところ。
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