8月19日、京セラドーム大阪で行われるオリックスと福岡ソフトバンクの3連戦最終戦。初戦は千賀投手のプロ初完封、2戦目は新外国人・ミランダ投手の好投と先発投手が躍動した福岡ソフトバンクが連勝し、3連戦の勝ち越しを決めている。鷹が3連勝を果たすか、猛牛が意地を見せるか。3戦目の見どころを確認していく。
【今季対戦成績】
オリックス→7勝10敗、福岡ソフトバンク→10勝7敗
【オリックス】松葉投手 3試合、1勝0敗 8.2回、1奪三振、8失点 防御率8.31
【福岡ソフトバンク】大竹投手 2試合、1勝0敗 14回、9奪三振、3失点 防御率1.93
オリックスの先発は、前回登板でようやく今季初白星を手にした松葉投手。福岡ソフトバンクを相手に5回3失点と試合を作っての勝利だけに、この試合でも好投に期待がかかる。今季初登板となる京セラドーム大阪で、本拠地のファンに勝利を届けたいところだ。
18日の試合でチーム唯一の得点となる2ランを放ったのが、4番に座る吉田正選手。プロ入り3年目にして自身初となる20号本塁打を放って、自身のキャリアにも大きな足跡を残した。打率.348と際立った成績を残している日曜日だけに、3連敗を阻止する一打に期待がかかる。
福岡ソフトバンク・大竹投手は、プロ初登板となった1日の埼玉西武戦で8回2失点という内容で初勝利を挙げると、続く11日の北海道日本ハム戦も6回1失点と好投を続けている。育成から這い上がってきた左腕は、初登板となる大阪の地で無傷の連勝を狙う。
打線の注目は、18日の試合で2本の殊勲打を放った4番の柳田選手だ。この3連戦を迎えた時点で3試合連続で打点のなかった柳田選手だが、17日の試合で1本塁打2打点の活躍を見せて復調。さらに19日の一戦では初回に先制の適時打を放つと、6回表には決勝点となる適時打で打点を稼ぎ、チームを勝利に導いた。この試合でも、試合を決する一打に期待したい。
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