11月26日に「NPB AWARDS 2024 supported by リポビタンD」が開催され、パーソル パ・リーグの最優秀選手は福岡ソフトバンク・近藤健介選手、最優秀新人は埼玉西武・武内夏暉投手と発表された。
MVP 近藤健介
福岡ソフトバンク・近藤健介選手が、初のMVPに輝いた。近藤選手は、今季129試合に出場し、打率.314、19本塁打、72打点、出塁率.439で首位打者賞と最高出塁率者賞を受賞。2年連続3度目となる外野手のベストナインにも選出されるなど、打線をけん引し、4年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した。なお、球団では2020年の柳田悠岐選手以来、4年ぶりのMVP受賞となっている。
新人王 武内夏暉
1年目の埼玉西武・武内夏暉投手は、4月3日のオリックス戦でプロ初登板。7回85球1安打2四球7奪三振無失点で12球団新人一番乗りの初勝利を挙げると、以降も圧巻の投球で自身5連勝を記録した。
9月16日の千葉ロッテ戦では、7回まで一人の走者も許さぬ快投。8回に安打を許し、惜しくも完全試合を逃したものの、9回116球3安打1四球6奪三振の力投でプロ初完投初完封をマークしている。また、9月30日の北海道日本ハム戦を8回3安打無失点に抑えると、球団17年ぶりとなる新人2桁勝利と規定投球回に到達した。
今季は計12試合でHQSを達成するなど、新人離れした圧巻の投球を披露し、10勝6敗、防御率2.17の好成績。球団としては、2022年の水上由伸投手以来の新人王誕生となった。なお、パーソル パ・リーグでルーキーが新人王を獲得するのは、2017年以来、7年ぶり。
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