レアード選手が決勝打。首位攻防戦第1ラウンドに北海道日本ハムが競り勝つ

パ・リーグ インサイト

2018.8.17(金) 21:39

北海道日本ハムファイターズ・レアード選手(C)PLM
北海道日本ハムファイターズ・レアード選手(C)PLM

8月17日、メットライフドームで行われた埼玉西武と北海道日本ハムの首位攻防第1ラウンドは、5対3で北海道日本ハムが勝利。終盤に北海道日本ハム打線の中軸が相手エースに連打を浴びせ、逆転勝ちを収めた。

首位攻防3連戦の初戦。先制したのは、2位の北海道日本ハムだった。2回表、1死から7番・渡邉選手に先制の4号ソロが飛び出すと、2死から9番・中島卓選手、1番・西川選手の連打で追加点。埼玉西武の先発・菊池投手から、貴重な2点リードを奪った。

しかし、これで首位・埼玉西武が黙っているわけがない。2回裏に4番・山川選手が4試合連発となる35号ソロですぐさま1点を返すと、5回裏に7番・中村選手が5年連続の20号弾を放つ。獅子が誇る新旧4番の一発攻勢で、2対2と試合を振り出しに戻した。

さらに6回裏、埼玉西武は先頭の金子侑選手が安打を放ち、二盗も決める。続く秋山選手の中飛で3塁へ進むと、2番・源田選手がきっちり犠飛を打ち上げた。一軍昇格後、即スタメンの金子侑選手の足を生かした攻撃で、埼玉西武が3対2と勝ち越しに成功する。

3回以降、走者を出しながらも踏ん張っていた菊池投手だったが、北海道日本ハムが食らい付く。1点を追う7回表、中島卓選手の内野安打などで2死3塁とすると、3番・近藤選手の適時打で同点。そして4番・中田選手が安打でつなぎ、5番・レアード選手が値千金の勝ち越し打。試合終盤で、4対3と逆転に成功した。

そして9回表、中田選手が2試合連発となる21号ソロを打ち、勝負あり。埼玉西武と北海道日本ハムの首位攻防第1ラウンドは、5対3で北海道日本ハムが競り勝った。投げては先発・堀投手が6回途中3失点と試合を作り、打っては計14安打。先制弾の渡邉選手は、プロ入り初の3安打猛打賞と存在感を見せた。

敗れた埼玉西武は先発・菊池投手が7回を投げ、被安打11の4失点で3敗目を喫した。

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE