佐々木朗希が8回0封の快投! 一発攻勢で千葉ロッテがファイナル進出に王手

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2024.10.12(土) 17:10

千葉ロッテマリーンズ・佐々木朗希投手 ©パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・佐々木朗希投手 ©パーソル パ・リーグTV

 10月12日、エスコンフィールドで行われた北海道日本ハムと千葉ロッテの「2024 パーソル クライマックスシリーズ パ」ファーストステージ第1回戦は、2対0で千葉ロッテが勝利した。

 千葉ロッテ打線は4回まで走者を出す場面がありながらも、得点につながらず、相手先発・加藤貴之投手の前に苦しい展開が続く。それでも5回表、先頭・中村奨吾選手の1号ソロで先制に成功。さらに7回表には、ポランコ選手に1号ソロが飛び出し、リードを2点に広げた。

 先発の佐々木朗希投手は初回、2四球を与えるも、佐藤都志也選手の盗塁阻止もあり、無失点で立ち上がる。以降は要所を締める投球で、6回まで二塁を踏ませない圧巻の投球を披露。7回裏は、安打などで2死2塁とされたが、続く万波中正選手を3球三振に仕留める。8回裏も、2死から安打を許したが、後続を断ち、8回112球5安打2四球9奪三振無失点でマウンドを降りた。

 2点リードのまま迎えた最終9回裏は、鈴木昭汰投手と益田直也投手で3者凡退に抑えて試合終了。勝利した千葉ロッテは、ポランコ選手が一発を含む2安打1打点、藤岡裕大選手が2安打の活躍を見せた。一方敗れた北海道日本ハムは、先発・加藤貴之投手が6.1回71球8安打無四死球4奪三振2失点の粘投も、打線が5安打無得点に終わった。なお、レイエス選手、万波選手が2安打をマークしている。

  123456789 計
ロ 000010100 2
日 000000000 0

ロ ○佐々木朗希-鈴木昭汰‐S益田直也
日 ●加藤貴之-池田隆英‐齋藤友貴哉‐河野竜生‐山本拓実

文・西嶋葵

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