増田達至が現役ラスト登板 通算194Sの守護神が本拠地で最後の姿見せる

パ・リーグ インサイト

2024.9.28(土) 16:06

埼玉西武ライオンズ・増田達至投手 ©パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・増田達至投手 ©パーソル パ・リーグTV

◇埼玉西武対千葉ロッテ 第24回戦(28日・ベルーナドーム)

 埼玉西武の増田達至投手が現役最後のマウンドに上がった。

 0対3で迎えた7回表、増田投手の名がコールされた。ブルペンでは中継ぎ陣と、同じく今季で引退する岡田雅利選手に見送られ、大歓声のグラウンドへ。岡大海投手との対戦を全球ストレートで挑み、1球目は低めのボールでストライクを奪う。2球目は外側に外れボールとなると、3球目、岡選手の鋭い打球がショートの横を抜けた。

 NTT西日本から2012年ドラフト1位で入団。ルーキーイヤーから42登板と即戦力として活躍し、2015年には自身最多となる72試合に登板。2016年以降は本格的にクローザーとなり、2020年にセーブ王を獲得するなど球団最多記録となる通算194セーブを挙げた。今季は試合前時点で12試合の登板にとどまり、9月17日に引退を発表していた。

文・丹羽海凪

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