◇北海道日本ハム対東北楽天 第22回戦(25日・エスコンフィールド)
今季限りでの引退を表明した鍵谷陽平投手が先発した。
1回表、先頭の小郷裕哉選手を外角のフォークで二ゴロに打ち取る。続く小深田大翔選手はフルカウントからの7球目、内角のストレートで詰まらせ、遊直に打ち取った。結果的には打者2人に対し、9球を投じて降板。球場は大きな拍手に包まれた。
鍵谷投手は、2012年のドラフト3位で北海道日本ハムに入団。ルーキーイヤーから一軍でリリーフとして登板を重ね、2017年には60試合登板、防御率2.53のフル回転を見せた。2019年の途中にトレードで巨人に移籍。巨人では5シーズンを過ごし、計166試合に登板した。2024シーズンは育成契約で古巣・北海道日本ハムに復帰、7月24日に支配下登録されたが、一軍登板はなかった。試合後の引退セレモニーでは、ファンの前であいさつを行う予定だ。
◇鍵谷陽平投手 通算成績
420試合25勝15敗 84ホールド7セーブ、防御率3.45
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