11日に引退表明したオリックス・安達了一選手が出場。6回から出場し、第2打席で内野安打をマーク。遊撃の守備でも安定感のあるプレーを披露した。
ベンチスタートとなった安達選手は6回裏、廣岡大志選手の代打で打席に立った。カウント0-2からの4球目をうまく捉えるも、この打球は中堅・西川愛也選手のスライディングキャッチに阻まれてしまう。その後は遊撃の守備に就き、8回表にはフライとゴロを処理。さらに、8回裏に迎えた第2打席では三遊間深い位置へゴロを打つと、全力疾走で内野安打をもぎ取った。
安達選手は2011年ドラフト1位で入団。ルーキーイヤーから50試合に出場、2年目には開幕スタメンに抜擢されると、以降は不動の遊撃手としてチームをけん引してきた。2021年には100試合に出場し、25年ぶりのリーグ優勝に貢献。昨季は度重なるケガの影響で自己最少の23試合出場にとどまるも、13年目となった今季は内野守備走塁コーチを兼任して選手を支えた。
球界屈指の守備の名手として活躍を続けた安達選手。試合後には引退セレモニーも行われる。
◇安達選手 通算成績
1176試合 4376打席 906安打 36本塁打 325打点 127盗塁 打率.245
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