◇オリックス対埼玉西武 第25回戦(24日・京セラドーム大阪)
今季限りでの引退を表明したT-岡田選手が出場。第2打席では安打が生まれた。
5点を追う5回裏、森友哉選手、紅林弘太郎選手が四球で出塁し、2死1、3塁の好機で代打・T-岡田選手がコールされる。登場曲『カーニバル』が流れると、大勢のファンがタオルを振り回し、球場全体のボルテージが高まった。相手先発・今井達也投手が投じた初球のストレートを積極的に打ちにいき、中飛に打ち取られるも、7回裏の第2打席。杉本裕太郎選手の11号2ランで2点を返した直後に、カウント1−2からライト前に安打を放った。
9回裏2死1塁で迎えた現役最終打席では、ライトのポール際へ上段席まで届く特大のファールを打ったものの、三振に倒れた。また、6回からは一塁の守備に就き、ともに今季限りでの引退を表明している安達了一選手らと安定感のあるプレーを見せている。
2005年の高校生ドラフト1巡目でオリックスに入団。5年目の2010年には33本塁打で最多本塁打のタイトルを獲得、外野手部門でベストナインにも選出された。2021年には球団生え抜き選手として初の通算200本塁打を達成するなど、和製大砲として打線の中軸を担ってきたT-岡田選手。試合後の引退セレモニーでは、ファンの前であいさつを行う予定だ。
◇T-岡田選手 通算成績
1363試合 5218打席 1193安打 204本塁打 715打点 32盗塁 打率.257
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