9月21日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと北海道日本ハムの第24回戦は、2対1でオリックスがサヨナラ勝利を飾り、連敗を「8」で止めた。

　オリックスの先発・山下舜平大投手は、2回表に無死満塁のピンチを背負いながらも、序盤3イニングで9三振を奪う投球を披露。5回表、2安打で1死1、3塁とされ、田宮裕涼選手のスクイズで先制されたが、6回表は2者連続三振を含む3者凡退に抑え、6回106球4安打2四死球12奪三振1失点でマウンドを降りる。7回以降は、山田修義投手、古田島成龍投手、椋木蓮投手がそれぞれ1イニングを無失点でつないだ。

　打線は8回まで4安打と、相手先発・北山亘基投手を攻略できず。それでも1点を追う9回裏、西野真弘選手、森友哉選手の安打で1死1、3塁とすると、杉本裕太郎選手の適時打で同点に追い付く。続く西川龍馬選手が四球を選び、1死満塁の好機を演出すると、渡部遼人選手がサヨナラの適時打を放ち、2対1で試合終了。

　連敗を止めたオリックスは、4番手・椋木投手が2022年シーズン以来の白星をマーク。打線では、この日一軍復帰の森選手が最終回に好機を拡大する一打、杉本選手は試合を振り出しに戻す適時打を放つと、途中出場の渡部選手にプロ初サヨナラ打が生まれた。

　一方の敗れた北海道日本ハムは、先発・北山亘基投手が8回102球4安打1死球6奪三振無失点の快投も、打線が計7安打1得点。守護神・田中正義投手も踏ん張れなかった。なお、一軍昇格即スタメンの矢澤宏太選手は2安打をマークしている。

　 １２３４５６７８９ 　計
日 ００００１００００ 　１
オ ００００００００２Ｘ ２

日 北山亘基-●田中正義
オ 山下舜平大-山田修義‐古田島成龍‐○椋木蓮

文・西嶋葵

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