伊藤裕季也が決めた! 延長戦の末、東北楽天が3位攻防2連戦の初戦を制す

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2024.9.17(火) 22:11

東北楽天ゴールデンイーグルス・伊藤裕季也選手 ⓒパーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・伊藤裕季也選手 ⓒパーソル パ・リーグTV

 9月17日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と千葉ロッテの第21回戦は、5対4で東北楽天がサヨナラ勝利を収めた。

 東北楽天は3回裏、村林一輝選手の安打や四球などで1死1、2塁の好機を得ると、小深田大翔選手の適時打で1点を先制する。なおも2死満塁から安田悠馬選手が適時打を放ち、リードを3点に広げた。

 序盤から援護を受けた先発・古謝樹投手は、初回からの3イニングをいずれも3人で抑える上々の立ち上がり。しかし4回表、1死からポランコ選手とソト選手に2者連続弾を許し、同点に追い付かれる。5回79球4安打2四球3奪三振3失点の内容だった。

 同点の6回表は酒居知史投手、7回表は鈴木翔天投手がそれぞれ無安打投球を披露。8回表は、4番手・藤平尚真投手が3四死球で2死満塁とするも、後続を空振り三振に仕留める。続く9回表を則本昂大投手が3人で退け、9回裏に2死2、3塁の好機を得ながらも後続が倒れ、試合は延長戦に突入。

 延長10回表、6番手・渡辺翔太投手が1死2塁から藤岡裕大選手の適時打で勝ち越しを許したが、直後の10回裏。浅村栄斗選手と安田選手の連打で無死1、3塁とし、渡邊佳明選手の犠飛で同点に。続く鈴木大地選手の安打で好機を拡大すると、2死1、2塁から代打・伊藤裕季也選手が適時打を放ち、試合を決めた。

 サヨナラ勝利した東北楽天は、古謝投手が5回3失点、延長10回表に一時勝ち越しを許すも、直後に打線が奮起し4時間に迫る熱戦を制した。打線は、安田選手が2安打2打点、小深田選手が2安打1打点をマークしている。一方の敗れた千葉ロッテは、西野勇士投手が6回103球6安打2四球5奪三振3失点の内容。1点リードの10回裏、ここまで24試合連続無失点を記録していた国吉佑樹投手が踏ん張れなかった。

  12345678910  計
ロ 0003000001  4
楽 0030000002X 5

ロ 西野勇士-横山陸人-菊地吏玖-益田直也-●国吉佑樹
楽 古謝樹-酒居知史-鈴木翔天-藤平尚真-則本昂大-○渡辺翔太

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