◇オリックス対福岡ソフトバンク 第21回戦(16日・京セラドーム大阪)
15日に今季限りでの現役引退を表明したオリックスの比嘉幹貴投手が登板。見事火消しに成功した。
0対1の8回表、椋木蓮投手が四球と犠打などで1死2塁と得点圏に走者を背負い、2死を奪ったところで比嘉投手にスイッチ。山川穂高選手には四球を与えたが、続く中村晃選手をインコース低めの直球で右飛に打ち取り、火消しに成功した。
日立製作所から2009年のドラフト2位でオリックスに入団した比嘉投手。2014年には62試合登板で防御率0.79を記録、2021年からは3年連続で30試合に登板し、リーグ3連覇に貢献した。
「球団からは記者会見や引退セレモニーの打診もいただきましたし、本来であれば、皆様の前で直接お伝えすべきところではありますが、私自身、そういったことが本当に苦手な性分であり、こうして球団や報道を通じてのご挨拶となりますことをお許しください」と語っていた比嘉投手。引退を発表した15日に一軍昇格すると、今試合で4月19日以来の登板を果たした。
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