2点を追う5回に吉田正の18号満塁本塁打などで逆転勝ち
■オリックス 7-6 埼玉西武(9日・京セラドーム)
オリックスは9日、本拠地での埼玉西武戦を7-6で逆転勝ち。4番・吉田正尚外野手の18号逆転満塁アーチで同一カード3連敗を逃れた福良淳一監督は「正尚がいい仕事をやってくれた」と目を細めた。
2点を追う5回。西野の右前タイムリーで1点差に詰め寄ると、1死満塁から吉田正がバックスクリーン右へ18号満塁本塁打を放ち逆転に成功。終盤に1点差まで追い上げられたが9回を守護神・増井がなんとか無失点に抑え勝利を手にした。
ロメロ、マレーロ、T-岡田、小谷野と主軸を欠く打線の中でプロ3年目の若き大砲がチームを牽引。日を増すごとに相手からのマークはきつくなっているが指揮官は「プレッシャーがかかるが、その中でも甘いボールを逃さなかった」と称賛。
3位福岡ソフトバンクまでのゲーム差は「3」に縮まり、7日から始まったイベント「Bs夏の陣」でようやく1勝を挙げた福良オリックス。混戦模様を見せるAクラス争いにしがみついていく。
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