
◆オープン戦 ヤクルト0―4オリックス(14日・神宮)
オリックス・九里亜蓮投手(34)が粘りの投球を見せた。オープン戦2試合目の先発で6回を3安打無失点。5三振を奪い、4、5回以外は走者を背負いながらも97球で試合をつくった。「ある程度、打者の反応を見ながら投げられた。一人ひとりとしっかり勝負できた」と一定の手応えを示した。
この日が引退試合だったヤクルト・川端(現2軍打撃コーチ)とは最後の対決。川端が首位打者と最多安打を獲得した15年、広島に在籍していた九里も5打数3安打と苦手にした。「本当に空振りをしないイメージがある。難しい球もヒットゾーンに飛ばす技術がすごい。常に気をつかいながら投げていました」と真剣勝負で挑み、結果は一ゴロ併殺、二ゴロ、二ゴロ。「引退試合という場所で対戦できたことは、すごくうれしく思います」と最大限の敬意を払った。
宮城、曽谷がWBCに出場中で、山下らとともに開幕投手候補に挙がっている右腕。岸田監督は大役の「未定」を強調しつつ「かなりよかった。九里らしい投球だった。真っすぐも切れていた」と評価した。次回登板は21日の阪神戦(京セラドーム大阪)を予定。フル回転が期待される移籍2年目のシーズンへ、さらに状態を上げていく。