上位を争う両チーム。不調の西投手は汚名返上を懸けたマウンドへ

パ・リーグ インサイト

2018.8.10(金) 09:31

千葉ロッテマリーンズ・井上晴哉選手(C)PLM
千葉ロッテマリーンズ・井上晴哉選手(C)PLM

8月10日、京セラドーム大阪で18時から行われるオリックスと千葉ロッテのカード初戦。3位・福岡ソフトバンクに0.5ゲーム差と迫る千葉ロッテと、3ゲーム差のオリックス。上位を争う両チームはどのような試合展開を見せるか。10日の見どころを挙げていく。

【今季対戦成績】
オリックス→8勝8敗1分け、千葉ロッテ→8勝8敗1分け

【オリックス】西投手 17試合、5勝10敗 110回、83奪三振、50失点 防御率4.09
【千葉ロッテ】二木投手 7試合、2勝2敗 42.2回、45奪三振、16失点 防御率2.95

オリックスの先発は西投手。7月に入ってからは思うような投球ができずに4試合で23失点、自身4連敗中と不調に陥っている。10日の登板では今季2度目の顔合わせとなる千葉ロッテを相手に好投を披露し、久々の勝利といきたい。

対する千葉ロッテの先発は二木投手。今季序盤は思うような投球ができずに5月以降は二軍での調整が続いていたが、後半戦に満を持して再昇格。昇格後は3試合に登板して7回途中2失点、8回途中1失点、8回1失点と好投を続けている。10日の試合でも好投を見せ、4月30日以来の3勝目をつかみたい。

オリックス打線では吉田正選手に注目したい。9日の試合ではプロ入り初となる満塁弾で、チームを勝利に導いた。名実ともにオリックスの主砲として名を馳せているその打棒に、10日の試合も期待がかかる。

一方の千葉ロッテ打線では井上選手に注目したい。7月は打率.400、7本塁打、23打点で、7月度の月間MVPに選出された。2008年の大松選手以来となる球団生え抜き20号到達まで、あと1本に迫っている主砲。記念すべきアーチに期待したい。

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