9月3日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと北海道日本ハムの第20回戦は、6対3で北海道日本ハムが勝利した。

　北海道日本ハムは初回、万波中正選手の17号先頭打者本塁打で先制すると、連続四死球などで無死2、3塁からレイエス選手の適時打で2点を追加。さらに死球と上川畑大悟選手の安打で1死満塁とし、伏見寅威選手に2点適時打が生まれ、初回に5得点を挙げた。3回表にはマルティネス選手の12号ソロで1点を追加。

　先発の伊藤大海投手は、3回裏に2四球で2死1、2塁から、栗原陵矢選手、山川穂高選手に連続適時打を許し、3失点。それ以外のイニングは、走者を背負うも要所を締め、追加点は与えず。計3イニングを3者凡退に抑えるなど、7回101球5安打2四球7奪三振3失点の好投でマウンドを降りた。

　8回裏は宮西尚生投手が3者凡退でつなぐと、9回裏は1日に一軍昇格の田中正義投手が登板。8月4日以来1カ月ぶりの一軍登板を無失点に抑えて、試合を締めた。伊藤投手はリーグトップタイ＆キャリアハイの11勝目をマーク。打線はマルティネス選手、郡司選手、伏見選手が2安打を放つなど、11安打で6得点を挙げた。レイエス選手は球団記録に並ぶ24試合連続安打を記録している。

　敗れた福岡ソフトバンクは、モイネロ投手が今季ワーストの3回75球6安打3四死球6失点で降板。打線は4回以降散発3安打無得点に終わった。3番手・木村光投手は2回無失点でプロ初登板を終えている。

　 １２３４５６７８９ 計
日 ５０１００００００ ６
ソ ００３００００００ ３

日 ○伊藤大海-宮西尚生-S田中正義
ソ ●モイネロ-田浦文丸-木村光-岩井俊介-松本晴-三浦瑞樹

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