今季12本塁打中8本がア・リーグ中地区のチームから
11-5で勝利した7日(日本時間8日)の本拠地タイガース戦で、12号の本塁打を放ったエンゼルスの大谷翔平投手。「3番・DH」で5試合連続スタメン出場すると、2点を先行されて迎えた初回の第1打席に逆転3ラン。左中間最深部に放り込む圧巻の一発に、エンゼルス公式ツイッターではア・リーグ中地区相手に8本塁打を放っている“無双の方程式"を紹介している。
2点を追う初回無死一、二塁のチャンスで大谷が魅せた。今季初先発のタイガース右腕ターナーと対峙すると、2ボールからの95マイル(約153キロ)のツーシームをフルスイング。打球は大歓声の中、左中間のフェンスを飛び越えていった。MLB公式データ解析システム「スタットキャスト」によって計測された飛距離は411フィート(125メートル)だった。
エンゼルスの公式ツイッターは、この豪快なホームラン動画とともに、大谷の“ある"方程式を紹介。それが「Ohtani +ア・リーグ中地区=ホームラン」というものだった。
インディアンス、ツインズ、タイガース、ホワイトソックス、ロイヤルズが属するア・リーグ中地区のチームは、大谷の“お得意様"となっている。特にインディアンス相手には凄まじい成績を残しており、通算5試合で22打席11安打。打率5割に加え、4本塁打、9打点という大暴れで、インディアンスファンは「オオタニと勝負しないで!」と悲鳴をあげたほど、だ。
ツインズとは2試合で1本塁打、ホワイトソックスからも4試合で2本塁打。ロイヤルズからは本塁打はないものの、9打数4安打で打率.444。そして、中地区3位のタイガースからも、この日一発を放って餌食としてしまった。
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