◇東北楽天対福岡ソフトバンク 第20回戦（21日・楽天モバイルパーク宮城）

　福岡ソフトバンクの石塚綜一郎選手がプロ初安打とプロ初本塁打を放った。

「7番・指名打者」で先発出場した石塚選手は、2回表に第1打席を迎える。カウント1-1から、相手先発・内星龍投手が投じたど真ん中のストレートをセンター方向へ弾き返した。さらに5回表には、内投手の初球を捉えると、打球はレフトスタンドへ。プロ初本塁打は貴重な先制弾となった。

　2019年育成ドラフト1位で入団し、今年の7月24日に支配下登録された石塚選手。今季はファームでは打率.299と好成績をマークしていた。今試合をきっかけに、一軍でも打撃をアピールしていけるか。

◇石塚選手 コメント
「真っ直ぐを完璧に捉えることができました。1打席目にプロ初ヒットが出て、気持ち的に思い切っていくことができました。今まで取り組んできたポール際の打球が切れずにフェアゾーンに返ってくる理想のバッティングができました。とにかく先制となるホームランとなって良かったですし、初ヒットと初ホームランを打つことができて嬉しいです。このあとも勝ちに繋がる働きができるように頑張っていきます」

◇石塚選手の初記録
初出場　2024年8月14日 埼玉西武戦

文・薗田陽和

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