8月8日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と北海道日本ハムの第16回戦は、5対4で北海道日本ハムが勝利。カード3連勝を飾った。

　北海道日本ハムは初回、無死1、2塁から、清宮幸太郎選手の適時打とレイエス選手の犠飛で2点を先制。一方先発の加藤貴之投手は2回裏、2死1、2塁から村林一輝選手に4号3ランを浴び、逆転を許す。

　直後の3回表、2死1、2塁からレイエス選手の適時打で同点に追い付くと、4回表2死3塁から、水谷瞬選手の適時打で勝ち越しに成功。5回表には、万波中正選手の16号ソロで追加点を挙げる。加藤投手は5回裏2死3塁から暴投で1点を失ったが、リードを保ってマウンドを降りた。

　6回以降は小刻みな継投でリードを守り、9回裏は前試合に続き柳川大晟投手が締めた。先発の加藤投手が5回83球7安打2四球3奪三振4失点で7月19日以来の5勝目をマーク。松浦投手がプロ初ホールドを記録した。打線では、水谷選手、清宮選手、レイエス選手が適時打、万波選手が本塁打を放っている。

　敗れた東北楽天は、先発の藤井聖投手が3.2回69球8安打3四球2奪三振4失点で3敗目。打線は村林選手が4号3ランを含む2安打3打点の活躍も、あと一歩及ばず。カード3連敗を喫した。

　 １２３４５６７８９ 計
日 ２０１１１００００ ５
楽 ０３００１００００ ４

日 ○加藤貴之-松浦慶斗-河野竜生-池田隆英-S柳川大晟
楽 ●藤井聖-弓削隼人-宋家豪-渡辺翔太-鈴木翔天-藤平尚真

文・成田理亮

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