◇福岡ソフトバンク対北海道日本ハム 第16回戦(4日・みずほPayPayドーム)
北海道日本ハム・宮西尚生投手が前人未到のNPB通算400ホールドを達成した。
前日の試合で6回裏の1イニングを無失点に抑え、399ホールド目を記録していた宮西投手は、2対1で迎えた8回裏に2番手として登板。先頭・牧原大成選手の安打、続く周東佑京選手の犠打で1死2塁のピンチを招いたが、代打・中村晃選手を中飛に打ち取る。2死2塁となったところで降板したが、池田隆英投手が無失点でしのいだ。ホールドが記録された宮西投手は笑顔で記念ボードを受け取ると、場内からの祝福の拍手を浴びた。
ルーキーイヤーの2008年から14年連続で50試合登板を記録し、2022年5月21日に史上8人目の通算800試合登板に到達。左肘手術を行った同年、連続50試合登板は途切れてしまったが、翌2023年は31試合に登板し、13ホールド、防御率2.66と復活を遂げた。今季は試合前時点で13試合、6ホールド、防御率0.87の好成績を残している。
プロ17年目の39歳で新たな金字塔を打ち立てた宮西投手。北の鉄腕は、チームのためにまだまだ腕を振り続ける。
◇宮西投手 ホールド記録
初ホールド 2008年4月4日 オリックス戦
100ホールド 2013年5月18日 横浜DeNA戦
200ホールド 2016年5月14日 埼玉西武戦
300ホールド 2019年4月13日 千葉ロッテ戦
350ホールド 2020年8月12日 千葉ロッテ戦
文・高橋優奈
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