8月2日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと千葉ロッテの第14回戦は、3対2で千葉ロッテが勝利した。
打線は2回表、中村奨吾選手の死球、高部瑛斗選手の内野安打で1死1、2塁の好機をつくると、田村龍弘選手の2点適時二塁打で先制。なおも2死2塁から岡大海選手の適時二塁打が生まれ、この回3点のリードを奪った。
先発・石川歩投手は初回、安打を浴びるも、後続を打ち取り無失点で立ち上がる。3回以降は毎回走者を背負いながらも要所を締め、得点は与えず。5回裏には、二塁打とセーフティバントで1死1、3塁のピンチを背負うが、ここも冷静に後続を仕留め、5回67球5安打無四死球3奪三振無失点でマウンドを降りた。
6回裏、2番手・坂本光士郎投手が連打で2死1、3塁とすると、セデーニョ選手、杉本裕太郎選手に連続適時打を浴び、1点差に迫られる。それでも以降は国吉佑樹投手、澤村拓一投手がそれぞれ1イニングを無失点でつなぎ、リードを守り抜く。最終9回裏は横山陸人投手が2死1、2塁のピンチを招きながらも、無失点で試合を締めた。
3対2で勝利した千葉ロッテは、石川歩投手が支配下復帰から無傷の3連勝。打線は田村選手が2安打2打点、岡選手が3安打1打点の活躍を見せた。一方敗れたオリックスは、先発・宮城大弥投手が8回107球7安打3四死球2奪三振3失点の粘投。中盤に1点差まで詰め寄るも、あと一歩及ばず、惜しくも敗れた。なお、西野真弘選手が3安打、セデーニョ選手が2安打1打点をマークしている。
123456789 計
ロ 030000000 3
オ 000002000 2
ロ ○石川歩-坂本光士郎‐国吉佑樹‐澤村拓一‐S横山陸人
オ ●宮城大弥-マチャド
文・西嶋葵
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