7月31日、エスコンフィールドで行われた北海道日本ハムとオリックスの第16回戦は、9対2で北海道日本ハムが勝利した。

　北海道日本ハムは初回、淺間大基選手、郡司裕也選手の連打で無死1、2塁の好機をつくると、1死からマルティネス選手の2点適時二塁打で先制。先発・山崎福也投手は3回表、先頭打者の二塁打を皮切りに、2死3塁から大里昂生選手の適時打を浴びるも、最少失点で切り抜ける。

　打線は4回裏、マルティネス選手の安打、石井一成選手の四球で1死1、2塁とすると、野村佑希選手、伏見寅威選手の連続適時打が生まれ、この回3得点。さらに5回裏、先頭・郡司選手が二塁打で出塁すると、清宮幸太郎選手が適時二塁打を放ち、点差を5点に広げた。

　6回裏には、敵失策と奈良間大己選手の二塁打で1死2、3塁の好機を演出。淺間選手が2ランスクイズを決める。7回裏にも1死2、3塁からレイエス選手の内野ゴロの間に1点を挙げ、スコアは9対1に。

　山崎投手は、4回表に2死3塁のピンチを無失点で切り抜けると、以降も要所を締め、6回89球5安打無四死球3奪三振1失点の好投でマウンドを降りた。8回表に3番手・山本拓実投手が野口智哉選手に1号ソロを被弾するも、大差は変わらず。最終9回表は齋藤友貴哉投手が締め、9対2で試合終了。

　勝利した北海道日本ハムは、山崎投手が7勝目をマーク、郡司選手が3安打、淺間選手、マルティネス選手が2安打2打点など12安打9得点で快勝となった。一方敗れたオリックスは、先発・齋藤響介投手が4.1回91球9安打1四球2奪三振6失点。打線は7安打も好機を生かせず、8連敗となった。なお、森友哉選手が2安打をマークしている。

　 １２３４５６７８９ 計
オ ００１００００１０ ２
日 ２００３１２１０Ｘ ９

オ ●齋藤響介-鈴木博志‐富山凌雅‐本田仁海
日 ○山崎福也-生田目翼‐山本拓実‐齋藤友貴哉

文・西嶋葵

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