連敗の中の光明? 鷹・松田遼が2回無失点「早く名前覚えてもらえるように」

Full-Count 藤浦一都

2018.8.5(日) 22:55

福岡ソフトバンク・松田遼馬【写真:藤浦一都】
福岡ソフトバンク・松田遼馬【写真:藤浦一都】

7回無死一、二塁で登板し、ピンチ切り抜け2イニングを無失点

■オリックス 6-4 福岡ソフトバンク(5日・ヤフオクドーム)

福岡ソフトバンクの松田遼馬投手が5日、移籍後2度目の登板で結果を出した。本拠地ヤフオクドームでのオリックス戦。7回無死一、二塁という厳しい場面でマウンドに上がると、3連続外野フライでピンチを切り抜け、続く8回も無失点に抑えた。

移籍後初登板となった2日の西武戦では1回を2失点。その借りを返すべく、ヤフオクドーム初登板ではきっちりと“仕事"をこなしてみせた。7回から登板した笠谷俊介が2者連続でストレートの四球を出し無死一、二塁。そんな厳しい場面で2度目の登板は巡ってきた。

初の本拠地登板に緊張したのか、5番の中島宏之に対しいきなりボール3つ。それでも何とかカウントを戻して最後はレフトフライに打ち取った。続く打者2人も外野フライに斬ってピンチを切り抜けた。「何とかゼロに抑えようと思っていましたが、抑えられて良かったです」と松田遼は振り返った。

回またぎとなった8回は四球を1つ出すも、3つの三振を奪い無失点。2イニング無失点でしっかりと流れを作って8回裏の攻撃へとつないだ。工藤公康監督は「ノーアウト一、二塁でよく抑えてくれた。彼のいいところが出たんじゃないかな」と松田遼の仕事ぶりを称えた。

本拠地ヤフオクドームでは初登板で「阪神とはまた違う声援が凄かったです。早く名前を覚えてもらえるように抑えていきたい」と語っていた。

記事提供:Full-Count

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