2死満塁から小川龍成がサヨナラスクイズ! 千葉ロッテは埼玉西武戦12勝0敗に

パ・リーグ インサイト

2024.7.30(火) 21:51

千葉ロッテマリーンズ・小川龍成選手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・小川龍成選手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月30日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと埼玉西武の第12回戦は、7対6で千葉ロッテが勝利。今季の埼玉西武戦は、12勝0敗となった。

 千葉ロッテは1回裏、無死2塁から藤岡裕大選手の適時打で先制に成功。続くポランコ選手が13号2ランを放ち、この回3点を奪った。しかし直後の2回表、先発・小島和哉投手が野村大樹選手に適時打を浴びると、その後失策も絡んでさらに2点を失い、同点に追い付かれる。

 3回以降は粘りの投球を見せた小島投手だが、7回表に2死2塁から蛭間拓哉選手に適時三塁打を浴び、勝ち越しを許す。8回表には澤村拓一投手がガルシア選手に適時二塁打を浴び、2点差とされた。

 それでも8回裏、ソト選手がボー・タカハシ投手から13号ソロを放ち、1点差に迫る。さらに高部瑛斗選手の二塁打と2四球で1死満塁とし、藤原恭大選手が二塁へ適時内野安打を放つ。これが相手の失策を誘い、この回3点を奪って逆転に成功した。しかし9回表、横山陸人投手が山村崇嘉選手に適時打を許し、スコアは6対6に。

 同点で迎えた9回裏、ソト選手の安打などで2死満塁のチャンスをつくると、小川龍成選手が初球を三塁線に転がす。相手の虚を突いた打球は内野安打となり、サヨナラ勝ちを収めた。ソト選手、高部選手が3安打をマークしている。

 敗れた埼玉西武は、先発・隅田知一郎投手が7回104球7安打無四死球7奪三振3失点と好投するも、中継ぎ陣が誤算。一方の打線は、源田壮亮選手が3安打など6選手が複数安打を放ち、15安打を記録した。

  123456789  計
西 030000111  6
ロ 300000031X 7

西 隅田知一郎-ボー・タカハシ-佐藤隼輔-●アブレイユ
ロ 小島和哉-澤村拓一-○横山陸人

文・河野桜己

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