◇埼玉西武対福岡ソフトバンク 第17回戦(21日・ベルーナドーム)
埼玉西武の隅田知一郎投手が9回101球7安打無四死球7奪三振1失点の好投を披露した。
隅田投手は初回、2死から安打で走者を背負うが、後続を三振に仕留めると、以降はテンポ良く5回まで1安打に抑え、二塁を踏ませず。6回表にはこの試合初めて得点圏に進まれるも、無失点で切り抜ける。さらに8回表、先頭打者の二塁打を皮切りに迎えた1死3塁のピンチは、ライナー併殺に打ち取り、この回もスコアボードに0を刻む。
82球と少ない球数で迎えた9回表だったが、安打と犠打で1死2塁とピンチを招く。ここで代打・中村晃選手を左飛で打ち取るも、後続の栗原陵矢選手に初球を捉えられ、これが決勝打に。9回0封目前に痛恨の一打を浴びる形となった。打線の援護にも恵まれず敗戦投手となったが、9回を投げ切り7安打無四死球7奪三振1失点と好投した。
文・西嶋葵
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