真の勝利の女神も特別メイクを体験。3万2637人が詰めかけたオリ姫デーのイベント内容

パ・リーグ インサイト

2017.6.14(水) 00:00

6月11日、京セラドーム大阪で「Bsオリ姫デー2017」が開催された。今では各チーム、各球場で行われている女性向けイベントも徐々にファンに浸透しつつあり、新規の女性ファンを獲得しようと、各球団はイベント開催やその内容に力を入れている。

ユニホームの配布なども、そのうちの一つで、これを目当てに足を運ぶファンも多い。この日の試合の前売りチケットを購入した来場者(1万5000人)にはBsオリ姫、オリ達ユニホームのいずれかがプレゼントされ、試合開始前の早い段階から受け取りのために多くのファンが長蛇の列を作っていた。

ドーム内に点在するグルメショップでは、前日のオリ達デーに販売されていたガッツリメニューとは正反対の“見た目でも楽しめるスイーツ”のメニューが充実。この2日間でオリ姫、オリ達がグルメを堪能できるよう、工夫がなされていた。

また、ヤフオクドーム、Koboパーク宮城、メットライフドームと同様に、京セラドーム大阪の一角には資生堂のメイクブースも設置され、「勝利の女神メイクで勝利を呼び込みましょう!」というスタッフの呼び掛けに興味を持ったオリ姫たちが引っ切り無しに訪れた。ここでは、資生堂のインテグレートを使用し、球団公式キャラクターのベルをモチーフにした“ベルメーキャップ”の体験が可能で、ファン同士が同じメイクで一体となり、「これで応援にもより力が入りそう!」と興奮気味にブースを後にするオリ姫の姿も見られた。

その後、メイクブースには交流戦での“勝利の女神”となっているマレーロ選手の恋人・デミさんが登場。先日チームに加わり、第一号が“ホームベースの踏みそこない”による幻の一発となり、翌日に正真正銘のアーチを描くなど、早くもチームに欠かせない存在となっているマレーロ選手。その新戦力の恋人・デミさんも試合前に“ベルメーキャップ”を体験。「目元が強調されて、すごくかわいい。気に入りました」と笑顔でコメントした。

マレーロ選手の加入後、チーム状態が上向きであるという報道陣の問いかけに対しては、「アリガトウゴザイマス。チームの勝利のために、そして彼が活躍するために全力でサポートしていきたい」とデミさんはバックアップを約束。その場を離れ、スタンドへと向かっていった。

前日に行われたオリ達デー(3万472人)を上回る3万2637人が詰めかけたオリ姫デー。山岡投手が7回1失点の力投を見せるが、惜しくも勝利とはならず。オリ姫たちを試合内容で満足させることはかなわなかった。しかし、限定グルメや、限定グッズの販売、グラウンドでの野球体験などでイベント全体が充実し、帰路に就くオリ姫の表情は晴れやかだった。今後も男女を問わず、このようなイベントなどを通して球場に足を運ぶファンが増えていくことを切に願う。

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