7月13日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と埼玉西武の第14回戦は、5対0で東北楽天が勝利した。
東北楽天は初回、小郷裕哉選手、中島大輔選手の連打と四球で無死満塁とすると、ゴロの間に1点を先制。なおも1死2、3塁の好機で、鈴木大地選手が犠飛を放ち、初回から2点のリードを奪う。3回裏には、1死満塁の場面で鈴木選手に適時打が飛び出すと、村林一輝選手の犠飛でさらに1点を追加し、スコアを4対0とした。
序盤から援護を受けた先発・岸孝之投手。初回は安打を許しながらも無失点で切り抜けると、以降は5回まで3者凡退に抑え、埼玉西武打線に付け入る隙を与えない。6回表には、この試合で初めて得点圏に走者を背負ったが後続を断ち、8回までを112球3安打無四死球2奪三振無失点にまとめた。
8回裏に小郷選手の適時三塁打で1点を追加すると、9回表も岸投手がマウンドに上がる。最終回も球威が衰えることなく、3者凡退で試合を締めた。5対0で勝利した東北楽天は、岸投手が9回119球3安打無四死球2奪三振で完封勝利。チームは、相手先発・今井達也投手から2021年9月4日以来、約2年10カ月ぶりの勝利を挙げた。一方敗れた埼玉西武は、今井投手が5回97球6安打3四球8奪三振4失点で今季6敗目。なお、打線は西川愛也選手が2安打をマークしている。
123456789 計
西 000000000 0
楽 20200001X 5
西 ●今井達也-中村祐太-田村伊知郎-ヤン
楽 ○岸孝之
文・後藤万結子
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