今季は腰を痛めて出遅れ、2軍戦でも登板は3試合のみ
福岡ソフトバンクは、4日のオリックス戦で4年目のドラ1右腕・松本裕樹を先発マウンドに送る。松本は2017年シーズン、15試合に登板してプロ初勝利を含む2勝を挙げているが、今シーズンの1軍登板は初となる。
松本の1軍登板は昨年8月25日の千葉ロッテ戦以来。先発となると同14日の北海道日本ハム戦までさかのぼる。今年は春季キャンプで腰を痛めたこともあり、2軍戦の登板も3試合(2勝0敗)のみだが、苦しい投手事情の中で大きなチャンスが巡ってきた。
「チーム事情はあると思いますが、自分がやることは変わらないです。マウンドで自分の力を出すだけです」という松本。体調に関しては「今は大丈夫です」といい、「2軍でやってきたことと変わらず、ストライクを取りにいくだけ。とにかく腕を振ることに専念したい」とシンプルな考えで猛牛打線に挑む。
1日には育成出身ルーキーの大竹耕太郎が初登板初先発で初勝利を挙げたばかり。「僕もしっかりと結果を残さないと」と、1学年上のルーキーの好投を刺激にしてマウンドに上がる。今の投手状況から見ても、結果を残せれば次のチャンスはすぐに与えてもらえるはずだ。
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