田村龍弘の決勝犠飛で連敗ストップ。千葉ロッテがタイムリーなしで粘り勝ち

パ・リーグ インサイト

2018.8.3(金) 21:51

千葉ロッテマリーンズ・田村龍弘選手(C)PLM
千葉ロッテマリーンズ・田村龍弘選手(C)PLM

8月3日、楽天生命パーク宮城で行われた東北楽天と千葉ロッテのカード初戦は、2対1で千葉ロッテが勝利。延長戦にもつれ込んだ試合で粘り勝ち、連敗を4で止めた。

東北楽天の先発・塩見投手と、千葉ロッテの先発・二木投手はともに素晴らしい出来だった。序盤の6イニングスをそれぞれ無失点に抑え、試合はスピーディーな投手戦となる。

ようやく試合が動いたのは7回表。千葉ロッテが1死3塁のチャンスを作ると、中村選手の一ゴロの間に1点を先制する。しかし、東北楽天は直後の7回裏に無死2,3塁の大チャンスを作ると、銀次選手の適時打であっという間に同点に追い付いた。

その後は両チームともに得点を挙げられず、試合は1対1のまま延長戦に突入。迎えた10回表、千葉ロッテは1死1,3塁から田村選手が犠飛を放ち、勝ち越しに成功する。1点を追う形となった東北楽天は、その裏に先頭打者を出してサヨナラを狙うものの、3番手・益田投手に抑え込まれて4試合連続の逆転ならず。最後はペゲーロ選手が三振に倒れ、東北楽天と千葉ロッテのカード初戦は、2対1で千葉ロッテが辛勝した。

勝利した千葉ロッテの先発・二木選手は、8回1失点と申し分のないピッチングをしたものの、味方の援護がなく勝利投手の権利を手にすることはできず。ただし、打線は東北楽天投手陣に苦しみながらも、適時打なしでしぶとく2点を奪い、中継ぎ陣も2イニングスを無失点でつないだ。悪い流れに呑み込まれていたチームは久々に踏ん張りを見せ、連敗を4でストップさせている。

敗れた東北楽天の先発・塩見投手は、8回2/3を1失点という素晴らしい投球を披露したものの、打線は5安打1得点と元気がなく、好投した投手陣に報いることはできず。連勝は3でストップした。

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