「自分に腹が立ってくる」復帰の外崎修汰が胸中を語る

パ・リーグ インサイト

埼玉西武ライオンズ・外崎修汰選手(C)PLM
埼玉西武ライオンズ・外崎修汰選手(C)PLM

「自分に腹が立ってくるというか、情けないというか。ゲンの姿を見て僕自身も思いましたし、悔しいっていうのが一番ですね」

 “ゲンの姿”というのは、源田壮亮選手が6月11日の広島戦9回裏2アウトで見せた、執念のヘッドスライディングのことだ。そのシーンを見たかと問われた外崎修汰選手は冒頭のように答えたのだった。

 いま、ライオンズは暗中模索の日々だ。歯がゆい思いをしているファンも多いだろう。特にチームをプレーでも精神的にも引っ張る立場である外崎選手の離脱は一時的であっても影響は大きく、復帰後はますますチームに欠かせない存在となっている。

 そこでパーソル パ・リーグTVは外崎選手にインタビューを敢行。チーム状況の苦悩について、真摯に答えてくれた。

ひと言でいうと「苦しい」。チームが抱える“負け”の重み

「苦しい。個人的にもチーム的にも苦しい状態が続いているのは感じます」

 開幕ダッシュは切れたはずだった。4月中旬から暗雲が立ち込めると、日本生命セ・パ交流戦で4勝14敗と負けが込んだ。

「毎日、1試合1試合気持ちを切り替えて『今日こそ勝つぞ』って気持ちを持って試合に臨んでるという感じですね。チームがいい流れで勝てているときは、勢いがあるのでそのままいい方向にいけるんですけど……どうしても負けが続いてしまったり流れが悪いときに、『どうすればいいんだろう』というか、『どうしなきゃいけないんだろう』と考えてプレーしますが、結果が伴わない。いいきっかけを作れないままズルズルいってしまってるというのはあります」

 球団もそのきっかけをつかもうと、6月は日替わりで打線のつながりを模索し、育成の菅井信也投手、奥村光一選手を支配下登録、松原聖弥選手をトレードで獲得と新たな風を迎えた。こうした流れを間近で見る外崎選手も、「ゲンもそうだと思うんですが、自分でもチームを引っ張っていって、チームを良い方向に動かさないといけないなっていう自覚もあるので、何が何でもチーム勝てるように、プレーしていきたい」と、副キャプテンとして選手会長としての自覚を自分に言い聞かせるように話した。

「プレーで引っ張るのも大事だと思いますけど、やっぱり若い選手が今たくさん出てるので、わからないことがあるならどんどん聞いてきてほしいし、僕からもチーム内でのコミュニケーションをとっていかなければ」

 あの試合のあの場面はどういう気持ちで、どういうイメージで打っていたかという話は、一軍固定を目指す若手にとっては金言だろう。

「そういうのも練習中であったり、例えば、後輩とごはんに行ったときとかでも話題に出して、自分の経験を喋って、そういう考えもあるんだなっていうのを知ってもらうとかも、もっと必要なのかなって思います」

ファンの目線で勝ちを感じ、応援の重要さを感じた

 6月のケガによる離脱中もパーソル パ・リーグTVの画面上から応援しない日はなかった。

「ケガをしてパテレで試合を家で見てるときに、いちファンとしてライオンズを応援してる気持ちになって、勝った時にはファン目線での勝ちっていうのを感じました。ファンの皆さんもああいう感じで毎試合毎試合諦めず応援してくれてるんだという気持ちになれましたね」

 選手も首脳陣も諦めていないし、ひとつでも上の順位に行くことを考えていると、外崎選手は力強く言う。そしてその後押しをしてほしいと、ますますの“青炎”を呼びかけた。

「あらためて感謝してますし、これからもっともっとファンの皆さんの強い応援が僕らの力になっていくと思うので、引き続きライオンズを応援してもらえたらなと思います」

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