7月5日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと東北楽天の第10回戦は、5対1で東北楽天が勝利した。
東北楽天先発の早川隆久投手は、初回に安打と四球などで1死2、3塁のピンチも、無失点に抑える立ち上がり。3回裏無死2塁から今宮健太選手に先制適時打を浴びたが、それ以上の得点は許さず。6回116球7安打4四球11奪三振1失点でマウンドを降りた。
打線は4回表、辰己涼介選手、浅村栄斗選手の連打などで無死1、3塁の好機を演出すると鈴木大地選手が2号3ランを放ち、逆転に成功。なおも1死から二塁打で出塁した阿部寿樹選手が敵失策で生還し、この回4点を追加した。5回表にも阿部選手に適時打が生まれ、スコアは5対1に。
7回裏は鈴木翔天投手が登板し、3者連続三振を奪う完璧な投球を披露。8回裏は酒居知史投手が3者凡退に抑えると、9回裏は則本昂大投手が締め、5対1で試合は終了した。早川投手が5勝目をマーク。打線は計10安打5点でカード初戦を制した。
敗れた福岡ソフトバンクは、先発の和田毅投手が4回58球8安打無四死球2奪三振4失点。打線は7安打も1得点に終わった。なお、吉田賢吾選手がプロ初ヒットを記録している。
123456789 計
楽 000410000 5
ソ 001000000 1
楽 ○早川隆久-鈴木翔天-酒居知史-則本昂大
ソ ●和田毅-大山凌-杉山一樹-澤柳亮太郎
文・伊藤愛華
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