7月2日、ロッテ浦和球場で行われた千葉ロッテと巨人のイースタン・リーグ公式戦、第8回戦は、4対3で千葉ロッテが勝利した。
千葉ロッテは2回裏、安田尚憲選手の安打と寺地隆成選手の二塁打などで1死2、3塁とし、柿沼友哉選手の犠飛で先制に成功する。
先発・秋山正雲投手は、1回表を3者凡退に抑える上々の立ち上がりを披露。2回表は四球や安打などで2死1、3塁とされたが、後続を断ち、無失点で切り抜ける。3回以降も毎回走者を許したが、要所を締め、5回73球3安打3四球2奪三振無失点でマウンドを降りた。しかし6回表、2番手・菊地吏玖投手が浅野翔吾選手の5号2ランを浴び、逆転を許す。
一方の打線は2回以降、好機をつくりながらもあと1本が出ず、6回まで得点できない。それでも1点を追う7回裏、松石信八選手の二塁打などで1死3塁とすると、石川慎吾選手に適時二塁打が生まれ、同点に。なおも2死2塁から、池田来翔選手が適時打を放ち、勝ち越しに成功した。
1点リードにかわった7回表は、二保旭投手が3者凡退に抑える好投を披露。しかし、8回表、八木彬投手が浅野翔吾選手に2打席連続となる6号ソロを許し、試合は振り出しに戻る。9回表は小野郁投手が無失点に抑えるも、9回裏は無死1、2塁の好機で得点が奪えず、試合は延長戦に突入した。
迎えた延長10回表、東妻勇輔投手が先頭打者に安打を許したが、無失点で切り抜けると、10回裏、1死から寺地隆成選手が三塁打で1死3塁の好機を演出。ここで柿沼友哉選手が適時内野安打を放ち、サヨナラ勝利を収めた。4対3で勝利した千葉ロッテは、打線が計14安打を放つなど、先発全員安打を記録。また、柿沼選手が2安打2打点、石川慎選手が2安打1打点をマークしている。
12345678910 計
巨 0000020100 3
ロ 0100002001X 4
巨 堀田賢慎-京本眞-山田龍聖-馬場皐輔-伊藤優輔-●今村信貴
ロ 秋山正雲-菊地吏玖-二保旭-八木彬-小野郁-○東妻勇輔
文・丹羽里歩子
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