田中が同点打＆茂木が勝ち越し打、オリは守護神・増井が崩れる

東北楽天は2日、敵地オリックス戦に3-2で勝利。土壇場の9回に逆転して3テタに成功し、5位オリックスについに1.5ゲーム差に迫った。

東北楽天先発の美馬は4回に白崎のタイムリーから2点を先制される。一方、打線はオリックス先発ディクソンを攻略できず、6回に藤田のタイムリーで1点を返したものの、ビハインドのまま9回を迎えた。

それでも、オリックスが守護神・増井を投入した最終回は1死からペゲーロがストレートの四球で出塁。暴投で代走・島井は二塁に進むと、岡島は空振り三振に倒れるも、田中がライトへタイムリースリーベース。同点に追い付いた。さらに、茂木もセンターへのタイムリーで続いてついに逆転。9回2死から試合をひっくり返した。

その裏はハーマンが抑えて3連勝。オリックスとの“直接対決"で3連勝を飾り、最下位脱出へ大きく前進した。クライマックスシリーズ(CS)進出圏内となる3位福岡ソフトバンクにも4.5ゲーム差まで迫っている。

記事提供：Full-Count