6月29日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテとオリックスの第9回戦は、5対3でオリックスが勝利した。
オリックスの先発は田嶋大樹投手。初回先頭打者に安打を許すと、続く藤岡裕大選手に4号先制2ランを被弾した。以降も4回以外は毎イニング走者を出すものの、粘りを見せ、追加点は与えず。6回96球5安打2四球3奪三振2失点で降板となった。
打線は5回まで1安打と相手先発・種市篤暉投手に苦戦する。ところが6回表、福田周平選手の死球と敵失策で走者を出すと、太田椋選手の犠打で1死2、3塁の好機を演出。続く西川龍馬選手、紅林弘太郎選手が連続適時打を放ち、同点に追い付く。さらに2死2、3塁から頓宮裕真選手に適時打が生まれ、3対2と逆転に成功した。
7回裏に2番手・本田仁海投手が2死1、2塁のピンチを背負うも、代わった古田島成龍投手が後続を凡打に打ち取る。しかし8回裏、ペルドモ投手がソト選手に8号ソロを被弾し、同点に追い付かれた。
9回裏は鈴木博志投手が先頭打者の内野安打や申告敬遠などで1死1、2塁としたところで降板。後を受けた山田修義投手が1アウトを取ると、代わった吉田輝星投手が2死1、3塁のピンチを切り抜け、試合は延長戦に。
すると10回表、森友哉選手が安打で出塁。犠打で1死2塁となったところで、代打・杉本裕太郎選手が2号2ランを放ち、勝ち越しに成功した。10回裏は、マチャド投手が3者凡退で締め、5対3で試合終了。9回裏2死から登板した吉田投手が移籍後初勝利。打線では西野真弘選手が2安打を記録している。
敗れた千葉ロッテは、先発の種市篤暉投手が6回112球4安打3四死球4奪三振3失点(自責点1)の内容。打線は2本塁打で3得点を挙げたが、得点圏であと一本が出ず。最後は今季27試合で自責点0の鈴木昭汰投手が被弾し、惜敗した。
12345678910 計
オ 0000030002 5
ロ 2000000100 3
オ 田嶋大樹-本田仁海-古田島成龍-ペルドモ-鈴木博志-山田修義‐○吉田輝星-Sマチャド
ロ 種市篤暉-横山陸人-坂本光士郎-益田直也‐●鈴木昭汰
文・西嶋葵
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