6月23日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと埼玉西武の第12回戦は、4対1でオリックスが勝利し、カード勝ち越しを決めた。
オリックス打線は2回裏、四死球で1死満塁の好機を得ると、杉本裕太郎選手が犠飛を放ち1点を先制。3回裏にも、1死1、3塁から紅林弘太郎選手の犠飛で追加点を挙げる。さらに、4回裏にセデーニョ選手の8号ソロ、5回裏には太田椋選手の犠飛で得点を重ね、リードを4点に広げた。
先発のカスティーヨ投手は初回、2回表と走者を背負いながらも無失点で立ち上がると、6回まで相手打線を2安打に抑える。7回表、安打で出塁した岸潤一郎選手に盗塁を許し、2死2塁から児玉亮涼選手の適時二塁打で1点を失ったが、7回95球4安打1四球5奪三振1失点と好投した。
8回表は山田修義投手と古田島成龍投手の細かい継投で無失点に抑えると、9回表はマチャド投手が締めた。勝利したオリックスは、セデーニョ選手が一発を含む2安打1打点、西野真弘選手も2安打の活躍。なお、古田島投手はデビュー登板からの連続無失点記録を「22」に伸ばし、新人記録に並んだ。
一方敗れた埼玉西武は、高橋光成投手が3回64球1安打5四死球2奪三振2失点と制球に苦しんだ。打線も児玉選手の適時二塁打で挙げた1得点にとどまり、反撃及ばなかった。
123456789 計
西 000000100 1
オ 01111000X 4
西 ●高橋光成-中村祐太‐ボー・タカハシ‐羽田慎之介
オ ○カスティーヨ-山田修義‐古田島成龍‐Sマチャド
文・西嶋葵
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