山下舜平大が5回無安打9奪三振1失点の快投も…… 9回に逆転許しオリックス敗戦

パ・リーグ インサイト

2024.6.16(日) 16:41

オリックス・バファローズ 山下舜平大投手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ 山下舜平大投手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月16日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと東京ヤクルトの「日本生命セ・パ交流戦2024」第3回戦は、4対5でオリックスが敗れた。交流戦全日程を10勝8敗で終えている。

 オリックス先発の山下舜平大投手は初回、先頭に四球を与えると、盗塁と暴投が絡み無死3塁のピンチを背負う。二ゴロの間に先制を許したが、以降は4回表に3者連続三振を記録するなど、圧巻の投球を披露。5回表は2三振を含む3者凡退に抑え、5回82球無安打2四球9奪三振1失点でマウンドを降りた。

 一方の打線は2回裏、1死1塁から森友哉選手の適時二塁打で同点に追い付く。さらに5回裏、1死から茶野篤政選手、西野真弘選手の連打で1死1、2塁から、太田椋選手の適時二塁打で勝ち越しに成功。なおも1死満塁で紅林弘太郎選手が適時打を放ち、3対1とリードを広げる。
 
 6回表は佐藤一磨投手が1点を失うも、直後の6回裏、1死満塁から一ゴロの間に得点し、2点差のまま試合は終盤へ。しかし9回表、6番手・マチャド投手が1死1、2塁から適時打で1点を失うと、続く1死1、3塁で遊ゴロの間に同点。さらに、武岡龍世選手に勝ち越しの適時二塁打を許す。反撃したい打線だったが、木澤尚文投手を前に3者凡退に倒れ、試合は終了した。

 敗れたオリックスは茶野選手が3安打、西野選手と西川選手が2安打を記録するなど計11安打4得点をマーク。山下投手は5回無安打9奪三振1失点の快投も、今季初勝利とはならなかった。

  123456789 計
ヤ 100001003 5
オ 010021000 4

ヤ ヤフーレ-小澤怜史-山本大貴-○大西広樹-S木澤尚文
オ 山下舜平大-佐藤一磨-吉田輝星-本田仁海-山田修義-●マチャド

文・横山蒼

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