6月14日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと東京ヤクルトの「日本生命セ・パ交流戦2024」第1回戦は、3対5でオリックスが敗戦した。
オリックスの先発はカスティーヨ投手。初回、自身のエラーで走者を出し、2死2塁から村上宗隆選手の適時打で先制を許す。3回表には、1死1、3塁から内野ゴロの間に1点を失うと、なおも2死1、2塁からサンタナ選手に2点適時打を浴び、4点のリードを許す。
打線は、4回裏に杉本裕太郎選手の1号ソロで1点を返す。さらに7回裏、先頭・西野真弘選手が安打で出塁。相手投手の暴投もあり1死3塁の好機をつくると、代打・森友哉選手が適時二塁打を放った。さらに、太田椋選手にも適時二塁打が生まれ、1点差に詰め寄る。
8回表は、2番手・富山凌雅投手が四死球で1死1、2塁のピンチを背負うも、代わった井口和朋投手が2者連続三振を奪い、無失点で切り抜ける。直後の8回裏、紅林弘太郎選手、杉本選手、西野真弘選手の安打などで1死満塁の好機をつくったが、後続が2者連続三振に倒れた。
9回表には鈴木博志投手がオスナ選手の9号ソロを被弾。2点差で迎えた9回裏は3者凡退に打ち取られ、3対5で試合終了。敗れたオリックスは、カスティーヨ投手が7回124球6安打1四球4奪三振4失点(自責点3)。打線は杉本選手が今季初アーチを含む3安打1打点、西野選手は4安打の活躍を見せたが、終盤の好機を生かすことができなかった。
123456789 計
ヤ 103000001 5
オ 000100200 3
ヤ ○奥川恭伸-大西広樹-石山泰稚‐山本大貴‐木澤尚文‐S田口麗斗
オ ●カスティーヨ‐富山凌雅‐井口和朋‐鈴木博志
文・西嶋葵
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