6月13日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と巨人の「日本生命セ・パ交流戦2024」第3回戦は、3対0で勝利し、同一カード3連勝を飾った。

　東北楽天の先発・藤井聖投手は初回を3者凡退に抑える上々の立ち上がり。2回表からは、毎回ランナーを背負いながらも無失点に抑える粘りの投球を見せ、5回77球3安打3四球4奪三振無失点で降板した。

　藤井投手の好投に応えたい打線だったが、3回まで相手先発・井上温大投手の前に無失点に抑え込まれる。それでも4回裏、鈴木大地選手と渡邊佳明選手の連打などで2死1、3塁とすると、フランコ選手の適時打で1点を先制。

　6回表から継投に入ると、渡辺翔太投手、鈴木翔天投手がそれぞれ1イニングを無失点に抑える。7回裏には、小深田大翔選手の安打に四球などで1死満塁の好機を迎えると、辰己涼介選手の適時打で1点を追加。さらに渡邊佳選手が押し出し四球を選び、スコアを3対0とした。

　8回表は酒居知史投手が無失点でつなぐと、最終9回表は則本昂大投手が3者凡退で締めて試合終了。3対0で勝利した東北楽天は、先発・藤井投手がキャリアハイの5勝目をマークした。打線では辰己選手が2安打1打点、鈴木大地選手が2安打をマークしている。

　 １２３４５６７８９ 計
巨 ０００００００００ ０
楽 ０００１００２０Ｘ ３

巨 ●井上温大-船迫大雅-大江竜聖-平内龍太
楽 ○藤井聖‐渡辺翔太‐鈴木翔天‐酒居知史‐Ｓ則本昂大

文・井口縁

関連リンク

・試合詳細／動画
・「交流戦 超分析」東北楽天OB・銀次編
・雨の日観戦の必需品。楽天イーグルスのレインポンチョを着比べ
・「2年目のジンクス」に抗えるか。昨年ブレイクした選手の今季序盤成績