味方のミスから失点を重ねたが…降板後にはチームメートをかばうコメント
■千葉ロッテ3‐9埼玉西武(29日・ZOZOマリン)
12連勝で外国人投手最多連勝記録更新を狙って29日の埼玉西武戦(ZOZOマリン)に先発した千葉ロッテのボルシンガーが、味方に足を引っ張られて4回98球9安打6失点で降板した。
ボルシンガーは0-0の3回、1死から源田、浅村に連打されたが、山川を得意のナックルカーブで空振り三振。5番の森には遊撃内野安打で2死満塁のピンチを招いたが、外崎は二塁後方にフライを打ち上げた。
二塁・中村は早々と手を挙げたものの、途中で右翼の平沢に処理をまかせる。そして、打球は前進した平沢の前にポトリ。チェンジのはずが、一転して2点タイムリーで先制を許した。
これで気落ちしたのか、栗山にも左前に2点適時打を浴びて一気に4失点。 2回には9番・斉藤彰の三塁ゴロの後に背中を気にする仕草を見せ、ベンチから小林雅投手コーチ、トレーナーがマウンドに行くなど、いつものボルシンガーとは違った。
4回の2失点も先頭・斉藤彰の一ゴロを井上が弾いた失策がきっかけ。味方のエラーがことごとく失点に結びついた。
5回に右前適時打を放った中村は、あまりにも大きいミスがあったためか、「すいません。自分は何も言えない」とコメント。もっとも、ボルシンガー自身は「失点したイニングは相手の粘りに負けた部分もあったと思う。自分もベースカバーに遅れたり、リズムを崩してしまった」とチームメートをかばっていた。
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