5月19日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと東北楽天の第11回戦は、3対2でオリックスがサヨナラ勝利を飾った。
オリックスは初回、先頭・福田周平選手の安打と敵失で1死1、3塁から、森友哉選手が犠飛を放ち先制。さらに5回裏、若月健矢選手が安打で出塁すると、2死から西川龍馬選手の適時二塁打で貴重な追加点を挙げる。
一方、先発の齋藤響介投手は初回を3者凡退に抑えると、2回以降は4イニング連続で三振を奪う投球を披露。一度も2塁を踏ませることなく、5.2回83球4安打無四死球4奪三振無失点でマウンドを降りた。
7回表に3番手・阿部翔太投手が2死満塁のピンチを招くも、マチャド投手が火消しに成功。しかし、9回表に平野佳寿投手が2失点し、同点に追い付かれる。直後の9回裏、1死満塁の好機をつくるも、あと一本が出ず延長戦へ突入した。
10回表、井口和朋投手が3者凡退に抑えると、10回裏2死から森友哉選手、宜保翔選手の連打で1、3塁とする。この場面で宗佑磨選手がサヨナラ適時打を放ち、試合を決めた。井口投手が移籍後初勝利を記録している。
一方、敗れた東北楽天は岸孝之投手が6回110球6安打1四球4奪三振2失点(自責点1)と力投。打線は9回表に追い付いたものの、延長戦で力尽きた。
12345678910 計
楽 0000000020 2
オ 1000100001X 3
楽 岸孝之-鈴木翔天-弓削隼人-宋家豪-●酒居知史
オ 齋藤響介-古田島成龍-阿部翔太-マチャド-平野佳寿-○井口和朋
文・横山蒼
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