楽天は銀次、アマダーが連続適時打を放ち、初回に3点を先制
■福岡ソフトバンク-東北楽天(28日・ヤフオクドーム)
東北楽天の田中和基外野手が初球先頭打者本塁打を放った。28日、敵地ヤフオクドームで行われた福岡ソフトバンク戦。プレーボール直後、福岡ソフトバンク摂津が投じた1球目を左翼スタンドへと放り込んだ。
球審がプレーボールをコールした直後、ヤフオクドームがどよめきに包まれた。摂津が投じた初球、139キロの真っ直ぐを田中が捉えた。快音を残した打球は左翼スタンド最前列に飛び込むソロ本塁打に。初球先頭打者本塁打で、3連勝中の楽天が先制点を奪った。
今季6月中旬から1番に定着している田中。開幕直後に降格となり約1か月半、ファームで再調整となった。5月半ばに1軍再昇格を果たすと、そこから一気に覚醒。
今季51試合目の出場で、自身初の2桁本塁打に王手をかける9号となった。この一発で勢いに乗った楽天は銀次、アマダーの連続タイムリーで初回から3点のリードを奪った。
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