5月15日、沖縄セルラースタジアム那覇で行われたオリックスと千葉ロッテの第7回戦は、1対1で引き分けに終わった。

　オリックスの先発はカスティーヨ投手。4回表にポランコ選手の6号ソロで先制を許したが、それ以外は打たせて取る投球で得点を与えない。自己最長の8回を投げ、100球3安打1四球3奪三振1失点でマウンドを降りた。

　一方の打線は相手先発・種市篤暉投手の前に、好機をつくりながらあと一本が出ない展開が続く。8回裏は先頭の紅林弘太郎選手の安打などで1死3塁とするも、後続が凡打に倒れ、0対1のまま最終回へ。9回表をマチャド投手が3者凡退に抑えると、9回裏に森友哉選手の安打などで2死3塁から、西川龍馬選手の打球が相手の失策を誘い、土壇場で同点に追い付く。

　延長10回表は、回跨ぎのマチャド投手が3者凡退に抑える好投。11回表は高島泰都投手が得点圏に走者を背負いながらも無失点。12回表は宇田川優希投手が1死1、2塁のピンチを招いたが、阿部翔太投手が火消しに成功する。しかし打線が得点を挙げられず、1対1のまま試合は終了した。

　オリックスは、カスティーヨ投手が8回1失点と好投し、後を受けたリリーフ陣も無安打無失点投球。野手では西野真弘選手、森選手、紅林選手がそれぞれ2安打をマークしている。一方の千葉ロッテは、種市投手が8回122球7安打無四死球8奪三振無失点の内容。2試合続けて無失点投球を披露した。

　 １２３４５６７８９101112計
ロ ０００１００００００００ １
オ ００００００００１０００ １

ロ 種市篤暉-鈴木昭汰-澤村拓一-澤田圭佑-国吉佑樹-岩下大輝
オ カスティーヨ‐マチャド-高島泰都-宇田川優希-阿部翔太

文・杉森早翔

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