ウルフは昨年、千葉ロッテ相手に3戦3勝と相性抜群
■ロッテ & 埼玉西武(28日・ZOZOマリン)
現在、4連勝中の首位・埼玉西武は27日、西武第2球場で28日から敵地で行われる3位・千葉ロッテとの2連戦に備え、全体練習を行った。
初戦の先発は中9日での登板となるウルフ投手。登板間隔があいたがその間、普段は次回登板までに1回しか入らないブルペンに2回入って調整し「(中9日なので)調整期間が長くなりましたが、全体的には調子がいい」と自信を口にした。
今季千葉ロッテ戦は7月10日のリリーフ登板(2回0/3、3失点、自責点0)のみだが、千葉ロッテ打線の印象を「自分は悪い印象を持っていない」と語ったウルフ。昨年は千葉ロッテ戦に3試合に先発登板し、3勝0敗、防御率1.00と相性は抜群だ。
さらに「本当にシーズンを通して、たくさん点を取ってくれる。自分を含めて先発が投げるときには、6回3失点を目標にして投げれば、打線の援護が期待できるので、プレッシャーをあまり受けずに試合に挑めます」と、リーグ屈指の強力打線の存在が、投球に好影響を与えてくれることを語った。
天候が心配されるが「相手も条件は一緒。明日は風も強いかもしれないが、その状況に対応したい」と、ベテランらしい落ち着きも見せた。4連勝中、そして首位という中での登板だが「去年も13連勝中の登板があった」と問題にしていない様子。
「(現時点で)優勝はあまり深くは意識していないが、打撃陣も好調で、投手陣も状態は上がってきている。プレッシャーは感じていない」と、好ムードで試合に臨めそうだ。対する千葉ロッテの先発は、ここまで11連勝中のボルシンガー投手。埼玉西武はボルシンガー相手に3戦2敗と苦しんでいるが、ウルフが信頼を置く強力打線がリーグ屈指の好投手を打ち崩せるか注目が集まる。
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