5月3日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と福岡ソフトバンクの第7回戦は、1対0で埼玉西武が勝利した。
埼玉西武の先発・武内夏暉投手は、初回に安打を許したが、2回表は3者連続三振に仕留める上々の立ち上がりを披露。得点圏に走者を背負う場面がありながらも、要所を締める投球で、福岡ソフトバンク打線に的を絞らせない。
武内投手の好投に応えたい打線は6回裏、先頭・炭谷銀仁朗選手の安打や、2者連続四球などで1死満塁の好機を得ると、ゴロの間に1点を先制。
援護を受けた武内投手は、中盤以降も調子を落とすことなく圧巻の投球を見せ、8回100球4安打1四球8奪三振無失点でマウンドを降りた。1点リードで迎えた最終9回表は、アブレイユ投手が3者凡退に抑えて試合終了。
勝利した埼玉西武は、先発・武内投手が今季2勝目をマークし、開幕以降4試合連続でQSを達成。打線は、佐藤龍世選手が2安打を記録し、今季、福岡ソフトバンク戦で初めて勝利を収めた。一方敗れた福岡ソフトバンクは、先発・大津亮介投手が6回83球3安打3四球3奪三振1失点と力投したが、打線が4安打無得点と沈黙した。
123456789 計
ソ 000000000 0
西 00000100X 1
ソ ●大津亮介‐杉山一樹‐ヘルナンデス
西 ○武内夏暉‐Sアブレイユ
文・薗田陽和
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